バルト三国 4 〜トゥラカイ城・ヴィリニュス


5日目

タクシファイで市民タクシーを呼び、朝からドラクエ城と噂のトゥラカイ城に。バスだと30分くらいのところです。ココは初期のドラクエの世界まんまで、幼少期、ゲームをたしなんだ世代にはツボのようです。ポケモンGOみたいに敵キャラが出るイベントやったら、盛り上がるかも。


湖に浮かぶ城。

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橋を渡って、

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そうそう、この城門の跳ね橋の仕掛け。

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ドラクエで知った、クサリカタビラという防具。

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死んだらここで生き返らせるんだよね。

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中庭。

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扉もこんなだったような…。

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衣装や食器、武具などの展示物もあります。

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このイエス様はビット過ぎる。

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トゥラカイには古くから独自の文化を守って生活しているトルコ系のカライメ族という少数民族の人が住んでいるそう。お土産屋さんや食事も魅力的だったのですが、早々にヴィリニュスに戻り、KGBジェノサイド博物館に。

ソ連時代の1940年から1991年の約50年間にわたって、実際にKGBの本部が置かれていた建物で、ジェノサイドというのは特定の人種や民族、国家、宗教の構成員に対する抹消行為を意味します。

KGBというと私たちにとったらスパイ映画ですが、リトアニアはカトリック教徒が多いためか、他国の占領に対して抵抗勢力が大きく、レジスタンス活動も盛んだったようです。実は裏でソ連がレジスタンスを育てていて、スパイし内側から壊していこうと狡猾に動いていたようで、つい最近までアメリカ(その国を支配するため、中東のテロリストを育て戦争させる)がやってた構図と同じだなと。

レジスタンスの広報活動チラシ。屍の上の肥えた豚は顔がスターリン。

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ソ連側はスパイ活動に力を入れていたらしい。

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ソ連は革命家レーニンの思想のもとに共産主義を確立し、その象徴として彼の沢山の銅像が作りました。
そいえば、ベルリンの壁(1961-1989)崩壊時の、東西ドイツ統合後の庶民の身に起こった悲喜劇を家族像と共に描いた「グッバイ、レーニン!」というドイツ映画もあったな。ゴルバチョフのペレストロイカでソビエト社会主義共和国連邦(1922-1991)も崩壊し、レーニン像の現在は?

壊されたレーニン像の今、写真18点

↓上がソビエトによって殺された人数。下がナチスによって殺された人数。

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ユダヤ人の隠れ家はこのようになっていたらしい。

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十字架の丘はソ連によって3回ブルドーザーで破壊されましたが、その度、人々の巡礼によって復活し、拡大していきました。

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ソ連統治下の独立運動、バルトの道(1989)。タリンからウィリニュスまでの三か国、約600km以上を、およそ200万人が参加して人間の鎖を形成。

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外に出て、再び街をプラプラ。フランク・ザッパの像がありました。何で?
リトアニア独立宣言から5年後の1995年、芸術企画屋を名乗るサウリュス・パウクシチスを中心とした、フランクザッパファンクラブの若者達によって建てられたらしい。フランク・ザッパは前衛的批判精神を貫いたロック界の異端児なので、マルクスやレーニン像の代わりに、ソ連解放後、リトアニア新時代の象徴としてふさわしいと考えたようです。

Frank Zappa Memorial

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現代美術を扱うMO美術館に移動。2018年秋のオープンで、出来立てホヤホヤ。設計はベルリンの「ユダヤ博物館」などで知られるポーランド系アメリカ人の建築家ダニエル・リベスキンド氏。今まで日の目を見なかったソ連統治時代の重要なコレクションの数々、創設者夫妻が所有する現代アート約5,000点をストックとか。

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サインがかわいい。

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これは十字架の丘に行った日の私の心象風景まんまじゃないか!

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子供をアートに触れさせるイベントも。

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ここのミュージアムショップで、ドイツのレッド・ドット・デザイン・アワードを受賞した、ボンボン部分が光るニット帽が欲しかったのですが、アクリルが混じってるのでやめときました。ショップの方は痒くならないのよ〜って行ってましたが…。

その後、バスでちょっと離れたところにある聖ペテロ&パウロ教会に。

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白で統一された教会で、彫刻が見事。

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街に戻り、マリア様のイコンで有名な夜明けの門へ。パワスポとか。上に上がる入り口もあります。

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旧市街の宿に移動。Stikliai Hotel(スティクレイホテル)。プールもサウナもあったのに、水着持ってない!

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夕飯はジビエの食べられるLokys(ロキス)へ。政府関係者も利用するらしい。リトアニアのみそ汁的存在シャルティ・バルシチェイを頼んだのですが、夏の料理で冷たいボルシチという意味なのだとか。ボルシチと違ってサワークリームが入っているらしい。冬に飲むには冷た過ぎかも。

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6日目につづく。

by cookiecount | 2019-01-12 14:53 | 旅行 | Comments(0)