イスラエル 1 〜 イスラエル基礎知識?と エル・アル航空搭乗編
2017年 11月 01日
ハムサのアクセサリーを作っていたら、相方がイスラエルに行くと言い出したのでした。
引き寄せ?

いろいろ詰め込んで、↓こんな感じのスケジュールになりました。もっとゆっくり見たかったんですけど、きつきつ。今回はナザレ、ガリラヤ湖までは行けず…。
1日目:
キャセイパシフィック航空(香港)とエル・アル航空で深夜、ベングリオン空港到着→タクシーで宿(テルアビブ)
2日目:
バスと電車で空港まで相方を迎えに→レンタカーでエリコ(誘惑の山)→クムラン(死海文書が発見された穴)→マサダ(要塞)→死海(エン・ボケック)→宿(テルアビブ)
3日目:
エルサレム観光、聖墳墓教会→嘆きの壁→ダビデの町(ヘキゼアのトンネル)→神殿の丘(岩のドーム)→イスラエル博物館(死海文書)→テルアビブ美術館
4日目:
ブレーキング・ザ・サイレンスツアー(テルアビブ8時集合)→テルアビブからエルサレムの宿に移動
5日目-1、5日目-2:
聖墳墓教会→ヴィア・ドロローサ→バスでベツレヘムに移動→生誕教会→ミルク・グロット→ダビデの井戸→聖ヨセフの家→バンクシーアート巡り(The Walled Off Hotel)→バスでエルサレムに戻り、ダビデの塔のプロジェクションマッピング観賞
6日目:
ダビデの塔→最後の晩餐の部屋→ダビデ王の墓→シンドラーの墓→聖ヤコブ大聖堂→オリーブ山、昇天教会へ→ゲッセマネの園→万国民の教会→マリアの墓の教会→エンカレム、洗礼者ヨハネ誕生の教会→ベングリオン空港→エル・アル航空とキャセイパシフィック航空(香港)で帰国
パレスチナ問題について考えさせられたのは、4日目と5日目-1、5日目-2のブレーキング・ザ・サイレンスツアーとバンクシーアート巡り。
旅行するにあたって基礎知識を調べ、旅行記を読み、気温や服装を調べました。
建国について
公用語はヘブライ語。イスラエルはユダヤ教のシオニズム運動を経て1948年5月14日に建国。建国の経緯に根ざす問題は多く、これは第一次世界大戦中のイギリスの3枚舌外交が原因と言われています。
3枚舌外交
フランス・ロシアとはサイクス・ピコ協定…1916年5月16日、イギリス、フランス、ロシアの間で結ばれたオスマン帝国領の分割を約した秘密協定。
アラブ人とはフサイン=マクマホン協定…1915年、イギリスは対トルコ戦協力(アラブ反乱)を条件にアラブ人居住地の独立支持を約束。
ユダヤ人に対してはバルフォア宣言…1917年11月2日、イギリスの外務大臣アーサー・バルフォアが、イギリスのユダヤ系貴族院議員である第2代ロスチャイルド男爵ライオネル・ウォルター・ロスチャイルドに対して送った書簡で表明された、イギリス政府のシオニズム支持表明。
シオニズム運動は、迫害され続け、故郷を追われ続けたユダヤ教徒の悲願で、イスラエルの地(パレスチナ)に故郷を再建しようという運動です。そして、今まで住んでいたイスラム教徒のパレスチナ人達を追い出し、国を作りました。建国に関わったのは、世界を牛耳るユダヤ資本。陰謀論に明るい人なら、このことが何を意味しているのか分かるのでは…。
宗教について
NAVERまとめから抜粋しながら、さらに私なりにハショると、イスラエルのエルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3大宗教の聖地で、それもそのはず、3つの宗教は姉妹、モトが同じです。ユダヤ教が紀元前2000年、キリスト教が紀元後1年、イスラム教が紀元後700年くらいに起こったと言われていて、まず、ノアの洪水後、神による人類救済の出発点として選ばれ祝福された最初の預言者、アブラハム(紀元前2000年頃、イスラエル民族の始祖)という存在があり、そして、息子のイサク、孫のヤコブ(イスラエルという名前の元になった存在、ヤコブの息子達がイスラエル12支族)、モーセ、初代イスラエル王サウル、ダビデ、ソロモン、キリスト(新約聖書)、イスラム教のムハンマド(コーラン)へと続きます。キリスト教の旧約聖書とよばれる書物がユダヤ教の聖書です。ユダヤ教でいうヤハウエ、イスラム教でいうアラーも、ただの呼び名の違いで「唯一神」を意味しているんだとか。崇拝する予言者が違ったり、ユダヤ教は安息日(シャバット)があったり、元は同じでも、かなり違う進化の仕方、考え方、習慣を持っています。地球上のキリスト教徒は約21億人、イスラム教徒は約13億人、ユダヤ教徒は約1500万人、ちなみに、仏教徒は3億数千万人程度とか。
日本人にはユダヤ教、キリスト教、イスラム教もあまり馴染みがありませんね。
•ユダヤ教徒にすれば、イエスやムハンマドはメシアを騙る偽物であり、本当のメシアはまだ現れていない。
•キリスト教徒にすれば、ユダヤ教徒はイエスを偽物だと決めて迫害した仇(かたき)、メシアであるイエスの以後に預言者を名乗ったムハンマドは偽預言者。
•イスラム教徒にすれば、ムハンマドという最後の預言者が現れたのだから、ユダヤ教徒もキリスト教徒もイスラム教徒に改宗すればいいと思っている。
って話が分かりやすい!って思いました。
知り合いの話では、時代を超えてガブリエル(伝える神)がサイキック(予言者)に伝えた話が、時代が違うから違う宗教になっちゃった!みたいなことらしいです。モーセの十戒はアメノミナカヌシ、アブラハムはアラーの話とか。キリストの時はマリアに体を治せる子が生まれるよと伝えたらしい。
ノアの箱船の漂着地はトルコのアララト山ですが、アブラハムはシュメール(メソポタミヤ)のウルから、バビロン、ハラン、ウルファ、を経てカナン(イスラエル)へと渡ってきたらしく、シュメールというとアヌンナキと思ってしまうのですが、アヌンナキは時代が違うのか、この辺りが謎です。あとで探ってみよう。
アブラハムの正妻サラの子イサクの子孫はユダヤ人、女奴隷ハガルの子イシュマエルの子孫はアラブ人で、その時の確執が争いのもと、なんて話もあるけど、中東問題の争いの原因は、結局は石油の利権とか、宗教を理由に戦争して金儲けしたいだけなのかなーと。中東の人達は根がピュアなので、簡単に情報操作されて利用されてしまうのかも。世界中で起きている戦争は結局、裏で手をひいている存在は同じだったりします。日本人は「イスラム教は聖戦があって、人を殺すから」って思ってるみたいだけど、イスラム教徒は人は殺しません。私たちは制限されたTVの情報だけを鵜呑みにし、現地の人達がどんな目に合ってるのか、よく分かってない現状があるかなと。欧米ではもっと多角的な報道の仕方をしていて、実は日本人は井の中の蛙になってしまっていたりします。キリスト教にも言える歪められた教義は、権力者たちの都合の良いように、人間の嫉妬やねたみや恐怖を利用して発展し、人間は弱いということを改めて思い知らされます。
いろいろ、問題はあるように見え、イスラエルはパレスチナ問題がよく報道され、危険なイメージがありますが、現在、観光地は比較的安全?らしい。(2017年11月の話です。12/6にトランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都にとか言い出したので、今後どうなるか分からないですね。)
実際、中国人やロシア人の団体さんが沢山観光してました。私はエル・アル航空を使ったので、セキュリティが厳しかったけど、ターキッシュ・エアラインズ(トルコ航空)を使った相方は、そんなに厳しくなかったらしい。ちなみにトルコとの国交が改善したのは2016年。最近です。
旅行するにあたって、日ユ同祖論辺りを探っていったのですが、昔は世界中で頻繁に交流があったようで、日ユ同祖論を唱えた人は韓ユ同祖論も唱えてるんだとか。まあ、そうかもね。
諏訪大社のミシャクジはイサクという話があったり、諏訪大社、祇園祭りとユダヤ教の共通点や、日本語とヘブライ語の共通点も多いらしい。
イスラエルの失われた10支族の話もあり、その末裔、始皇帝(紀元前259年-紀元前210年)の末裔が、新羅系渡来氏族であり聖徳太子(574年-622年)に仕えた秦河勝(飛鳥時代)の秦氏で、弓月君と呼ばれていたなんて話もあります。弓月ってカザフスタン辺りのことらしい。
聖徳太子は蘇我入鹿(不詳-645年)という話もあったり、聖徳太子はペルシャ人とのハーフだったという話を考えると、その頃、ペルシャ辺りから来た人達との交流が頻繁にあり、日本の政治にも関わっていた様子。正倉院の宝物がそれを如実にしています。
また、兵庫県の赤穂にある大避神社(おおさけ神社)はダビデ王を祀る神社と呼ばれているそうで、日本とイスラエルの関係は、掘れば掘る程わらわらと証拠物件が出てきそうでもあり、思ったよりも日本はユダヤ教と近かったりするのかもと思いました。
ユダヤ教徒と山岳信仰の修験者の格好もそっくりで、山岳信仰って空海(774-835)とか役小角(634伝–701)からと思ってましたが、もっと昔からだったのかも。
私の中では天使は天狗だったりもして、ユダヤ教の神秘主義思想、カバラも気になります。気になる「謎」達は解明できるのか?
さらに、アフリカ人宣教師に教えてもらった曲、バビロンの河(バビロン捕囚の歌)を聞いて、気分を盛り上げてみたのでした。シオンというのはエルサレムの歴史的地名です。
Boney M - Rivers of Babylon - バビロンの河 (1978)
バビロンの流れのほとりに座り
シオンを思って、私たちは泣いた。
竪琴(たてごと)は、ほとりの柳の木々に掛けた。
わたしたちを捕囚にした民が歌をうたえと言うから
私たちをあざける民が、楽しもうとして
「歌って聞かせてよ、シオンの歌を」と言うから。
どうして歌うことができようか
主のための歌を、異教の地で。詩篇137章1節―4節)
c.1280BC:出エジプト
c.1020BC-722BC:イスラエル王国
c.1000BC-961BC:ダビデ王(在位)
c. 971BC-931BC:ソロモン(在位)
c. 930BC-586BC:ユダ王国(南王国)
c. 740BC-538BC:アッシリア捕囚
586BC:エルサレム神殿破壊
586BC-538BC:バビロン捕囚
「バビロンの河」もこの詩編を題材にしていて、ドイツ出身のディスコバンド、ボニーM(Boney M.)が歌ったのが有名なのだけど、もとはジャマイカのメロディアンズというグループが歌ったレゲエ・ナンバーのカヴァーです。ジャマイカと言えば、ボブ・マーリーですが、彼の音楽の背景にはラスタファリ運動(聖書を聖典とし、アフリカ回帰運動の要素を持っていた)という、1930年代にジャマイカの労働者階級と農民を中心にして発生した宗教的思想運動があると言われています。アフリカやジャマイカなどの、過去に奴隷として扱われた歴史のある国の人々には、この詩は格別心に響くのかもしれません。
1日目
イスラエルと言えば、テロ警戒によるセキュリティの高さが有名。入国までの質問攻めとか荷物チェックとか他の方が書いてる旅行記を読んで学習したら、エル・アル航空というイスラエルの航空会社のセキュリティーチェックは特に厳しい様子。そして情報が少ない…。この飛行機に乗るの?ってかなりビクビクでした。
まず、キャセイで香港まで行き、香港のエル・アル航空のトランジットカウンターのであれこれ質問攻め。質問してくれたのは香港人の女の子で、東洋人同士の仲間意識もあり、リラックス。
英語は話せる?イスラエルへは初めて?向こうに知り合いはいるの?何日間?移動は何で?スケジュールは?ホテルの名前は?
パスポートのスタンプを見ながらマレーシアには何で行ったの?現地の知り合いはいるの?何か渡されたものはある?ってのをインドネシアとシンガポール、ブルネイ、ミャンマー、について聞かれましたかね。大体はイスラム教徒が多い国に行ったことがある場合、いろいろ質問されるようです。現地に知り合いがいても、日本人の友達だったら問題ないらしい。
カウンターで、預け荷物のスーツケースの鍵をくれと言われ、預けました。
搭乗ゲートでは、手荷物のリュックを渡せと。またしても中身チェック?厳重です。パスポートと携帯とお財布を自分の手元に置いて、っていうのが聞き取れず、手持ちのお金がいくらあるのか見せるのか?と見せようとしたら、違った…。
やっと乗れたー。搭乗後、スーツケースの鍵を返される。中部から香港まで4時間10分。香港からテルアビブまで11時間50分。
機内ではSABONとモロッカンオイルの機内ショッピングもあったけど、後で調べたら日本で買った方が安そう。日本は世界中のものが手に入る買い物天国です。

機内食。グリーンピースが凄い事に。

これが噂のヘブライ語。

着いたー!ベングリオン空港のイミグレで「時間がかかるかな」と思っていたところ、早い列に移動したら思いの他スイスイと進み、写真入りの紙切れを渡され、入国スタンプも押されませんでした。イスラエルに入国する際は、ノースタンプ!って言わなきゃいけないと聞いてたのだけど、そういう人が多すぎるせいか、もはや簡略化されて、言わなくても押さなくなったらしい。※パスポートにイスラエルの入国スタンプが押してあると、イルラエルと仲の悪い国(アラブ諸国:シリア、レバノン、イラク、イエメン、スーダン、クウェート、リビア、サウジアラビア)に行けなくなるのだとか。


ベルトコンベア(キャラセル)から流れて来た私のスーツケースの鍵が、見事に開いてました。中をチェックしたみたいですね。他の人が拾って、荷物空けちゃったらどうしてくれんのかと思いました。
深夜到着。ATMのVISAキャッシングで現地通貨を調達。
VISAのキャッシングが一番手数料がかからないと聞いてから、ずっとコレです。
Simカードは空港の本屋さんで買えると書いてあったけど、3000円くらいかかりそうなので、今回は海外ローミングできる相方まかせにすることに。
深夜の移動はタクシーかシェルートという相乗りタクシーなので、まず、正面の出口を出て、Shuttle Serviceと書かれている方に向かます。
予約した宿はテルアビブだったんだけど、乗り場で聞いたところ、シェルートのエルサレム行き(1,700円くらい)はあるけど、テルアビブ行きはないんだって。タクシーで宿まで向かう事に。
他の方の旅行記の情報で、空港からテルアビブまで3,000円くらいかなーと思ってたら、6,000円くらいでした。高いなぁ。エルサレムの宿にすれば良かった。
タクシーの運転手さんが、イスラエルのタクシーは高いんだよね。でも、イスラエルのセキュリティーは凄いから、この国は安全だよとか言ってました。
空港も宿もWifiが繋がるので、快適。
2日目に続きます。

