ネオペイガニズム

ネオペイガニズムという動きがあるらしい。ペイガニズムは、自然崇拝や多神教の信仰を指し示す、アブラハムの宗教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)の視点から用いられている言葉で、侮蔑や差別用語として使われることが多いが、ネオペイガニズムは復興異教主義という意味のようで、ヨーロッパの前キリスト教的なペイガニズムの信条によって影響されたものを呼ぶのに用いられるのだとか。

先日行ったバルト三国でも、キリスト教以前の日本の神道の様なアニミズム的宗教があったようで、

ラトビアにはラトビア神道というものがあり、神社まであるらしい。




2016年のラトビア人の宗教は、22%がキリスト教、20%がラトビア神道、4%が自然崇拝、1%が神を信じる、3%がその他、50%が無宗教だそう。

"Ligo"という夏至祭もあり、一晩眠らずに歌ったり踊ったり、飲んだり食べたり…たき火を囲んで家族や友人と自然の中で過ごすのだとか。





エストニアにはMaauskというアニミズム信仰があり、

Maauskというのは,森の中の特定の場所を聖なる地と定めて,神道のお祓いのような儀式を行う自然信仰のようなものなのだそうで、一般的にエストニアはルーテル派プロテスタントということなのだけど、日刊紙Postimeesが行なった「もっとも親しみを感じる宗教は何か」という読者アンケート(2936人が回答)によると、maausk…45.6%、ルーテル教会…22.6%、仏教…13.4%、正教会…4.7%、カトリック教会…2.9%、イスラム教…2.2%、ヒンズー教…0.6%、その他…8.1%という結果だったのだそう。



エストニアはフィンランドに近く、言葉も他の2カ国とは違い、SOVのフィン・ウゴル語派の言語とか。SOVの文法を使うのは日本も同じで、フィンランド語と日本語の発音はとても似ているらしい。ちなみにリトアニアとラトビアはインド・ヨーロッパ語族のバルト語派





リトアニアはかつて「ヨーロッパ最後の異教国」として知られ、キリスト教が広まるのが一番遅かったようで、ドイツ騎士団は異教撲滅をもくろみ度々リトアニアに侵攻してきたのだとか。カトリック教会は普遍主義的教義を掲げつつ、しかしリトアニア人の土着信仰の要素も取り入れていったらしい。

キリスト教が入ってくる13世紀までは、リトアニア人は農業を主とする生活を送っており、信仰も太陽、雷、動植物など自然を崇拝するアニミズムで、彼らの宗教ではペルクーナス (Perkūnas) と呼ばれる雷の神や大地の女神など多くの神々が信奉されて、国家的にも祝祭や葬儀などが執り行われていた。また輪廻転生も信じられており、火葬の儀式なども行われた。生け贄などの風習も存在し、これらバルト人の信仰は古代インド=ヨーロッパに起源を持つものと考えられており、そのため、輪廻転生観、自然崇拝、多神教信仰などヒンドゥー教との共通点も多い…のだとか。

1397年、カトリックが公式にリトアニア大公国の国教となったが、それでも16世紀頃までは農民の間で多神教が信仰され続け、リトアニア人の多くは名目上キリスト教徒ということになったが「異教信仰」は根強く残っており、カトリックと多神教信仰の混在という歴史的経緯から、キリスト教の象徴である十字架に現地のアニミズム信仰の要素が加わったものがリトアニアではよく見られる…らしい。

信奉されていた主要な神(バルト神話の神々)は、インド神話、スラヴ神話、ギリシャ神話、ローマ神話と共通していたりもする。


このwikiの記述で、気になったのは、火葬による埋葬は当時の宗教がシャーマニズムにもとづく来世信仰の強いものであったことを示している。という部分で、火葬=シャーマニズム的になるのかぁ、という発見。

リトアニアにはピーガンというアニミズム的思想があり、村上春樹が人気とか。





調べると「ロムヴァ」運動
というムーブメントもあるらしい。

リトアニアを含むバルト人地域でかつて信仰されていた多神教をRomuva(ロムヴァ)と呼び復活させようとする動きがある。「ロムヴァ」という名はかつて古プロイセン(現在のロシア・カリーニングラード州)にあった神殿に由来。ロムヴァとは寺院や聖域、あるいは心の平安のありどころといった意味である。

環境運動家と密に連携しており多くの者が「ロムヴァ」と環境団体の両方に加盟しているが、環境問題に関する抗議活動などはせず、彼らの聖地環境の保護を目的としたロビー活動を中心に行っている。

このようなかつての多神教信仰を復活させようとする動きはリトアニアのみに限らず東欧からカフカース地域まで幅広く見られる。


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ネオペイガニズムやロムヴァは自然回帰運動を思わせ、日本の神社流行りや縄文が人気なのもその流れなのかな?という気も。自然を破壊しつくし、砂漠しか残さない現代の資本主義文明に対しての危機感や、自然と切り離された生活による不安定な思考、教育によるアイデンティティーの欠落に対しての反動。

旧約聖書に金の子牛という話があって、モーセがシナイ山で神とあれやこれやしているうちに、麓で待たされてる民たちはホントに帰って来るの?って疑い始め、信仰の対象としての金の子牛を作ってしまって、神やモーセが激怒したという話で、


これは信仰の対象を外側に求めたから神様は怒ったのか?と。

人が神と繋がる事は今も昔も行われてきたことだけど、最近は外ではなく自分の内側に神を求めることが重要なようで…。

でも、なぜ牛なのか?牛と言うと、角があったと言われる牛頭天王、つまりスサノオノミコトを思わせ、バイキングの帽子も角があって、強さの象徴としてのスサノオノミコト…つまり、縄文時代に世界を平和に支配していたスサノオの富士王朝が本当にあって、金の子牛はその名残なのではないか?と思ったりする。

ちなみに、角があったと言われているのは、スサノオノミコト、アメノミナカヌシ(スサノオノミコトはアマテラスの弟ではなく、アメノミナカヌシから別れた魂と言われている)、モーセ、神農、神武天皇など…、探せばもっといるのかも。

竹内文書には、

鵜茅葺不合(うがやふきあえず)王朝は51代続いた。その25代の富金足不合葺天皇が皇子たちを世界に派遣して文字を教えた。それが古代エラム文字や古代ヘブライ文字、アラム文字などになった。

皇祖皇太神宮が全世界の中心であり、3,000年以上前の上古2代天皇の時代に16人の弟妹たちが全世界に散らばり、彼らの名前は今も地名として残っている。その中にはヨハネスブルグ、ボストン、ニューヨークといった名前が見られる。

富山県呉羽山の羽根飛登行所は国内線、石川県羽咋市にある羽根飛行場は国際線用。太古の昔に空飛ぶ船があり、天皇がそれに乗って万国を巡行していた。富山県の立山町には尖山(とがりやま)という古代日本のピラミッドが存在し、上古第二十四代天仁仁杵身光天皇(アメノニニギノスメラミコト)の神殿のアトであると書かれている。これは神殿「アメトツチヒラミツト」で、天皇はそこから天の浮舟(あめのうきふね)に乗り、全世界を飛行したとされている。

とあり、これが本当なら、古代からのアニミズム的文化が世界中に残っているのは、何となく、世界中で同じ文化や宗教を共有していた時代があったのかなとも思えてきたりする。




富士王朝は世界を平和に支配していた、とのことだけど、平和だと学ばない…ということはあるようで、だから神はパンドラに箱を与え、中からは必要悪が飛び出した?

酷い時代が過ぎ、私たちは何かを学んで、平和に暮らすことのありがたさを実感することが出来ている。人類は何かもの凄いことを乗り越えたのかも?びっくりするくらいの本当に素晴らしいことなのかも。これを「実感すること」が大事だったのかも…。

過去も現在も未来も同時に起きていると言われ、どんなシナリオのどんなドラマを選ぶのかは、一人一人違うらしい。

下の映画の花冠が何かを象徴し、ガンズの曲(青い時代の流行り曲)が心に沁みます…。
世界を、時代をどう捉えるかは自分次第?



# by cookiecount | 2019-01-14 09:11 | Comments(0)